厳戒態勢は中国全土に、「まるで戦争中」との声も

男女サッカーの計 12試合が行われる上海市中心部の「上海体育場」と、近接する選手用ホテル「華亭賓館」は 7月20日以降、「電流注意」の表示を掲げた金網フェンスで囲まれた。

体育場は市民が気功やダンスを楽しむ憩いの場だったが、一般の立ち入りが禁止され、武装警察が 50メートルおきに立つ厳戒ぶり。警備には人民解放軍の兵士ら 1万 5000人が投入され、通りかかった女性が「まるで戦争が始まるみたい」と驚きの表情を見せた。

体育場の敷地内で営業していた大手スーパーや飲食店もすべて閉鎖。華亭賓館は約 800室のうち、五輪関係者用の約300室以外は予約を受け付けず、空室のままだという。

最寄りの地下鉄駅では、所持品すべての検査器通過が義務づけられている。路線バス計 1600台には監視カメラが設置され、下水道もカメラによる監視体制が敷かれる。市当局は、テロ情報の提供者に最高で 50万元(約 750万円)の賞金を出すと呼びかけている。

上海では 5月、通勤ラッシュの路線バスで、乗客の持ち込んだ可燃物が炎上、3人が死亡、12人が負傷した事件が未解決のままだ。7月には、男が刃物を持って警察署を襲撃、警官ら 11人を殺傷する事件が発生しており、不安をいっそうあおる結果となっている。
[ 7日 読売新聞 ]
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/20080807-567-OYT1T00163.html
★厳戒態勢過ぎるほどの厳戒態勢。水面下、見えない部分でも鎮圧部隊が待機してるんじゃないでしょうか?こういう人達が「仕事をする事無く」五輪が開催されたらいいですね。★