学生たちが開発した無人ヘリコプター、救助活動で大活躍-四川大地震

四川大地震の被災地で、生存者の救助活動に力を発揮した2機の無人ヘリコプターは、香港の学生たちが開発したものだった。

ヘリコプターを開発したのは香港科技大学(HKUST)の学生たち。高解像度のカメラを搭載したヘリコプターは(被災地の)ライブ映像を上空から救助隊に配信。この情報により、救助隊員たちは立ち入り困難な現場の状況を把握、土砂の除去作業などに向けて事前に計画を立てることができたという。

ヘリコプターには、衛星利用測位システム(GPS)レシーバーと接続したコンピューターが搭載されており、事前に設定したルートを飛行する。そのため、基地局との無線通信が途切れた場合でも飛行に影響はないという。

ヘリコプターを開発したのは、HKUSTに在籍する大学院生Wang Taoさん(27)たちのチーム。彼らは広東省深センに「深セン市大疆創新科技有限公司」を設立、ヘリコプターなどの開発・販売に当たっている。

四川大地震の救助活動のため、中国当局に無料で貸し出された同社のヘリコプター。四川省北部12の町で救助活動に大きな貢献をした。

Wangさんによると、同社は消防隊員らに対してもヘリコプターの貸し出しを実施したことがあるという。「炎上するビル上空にヘリコプターを飛ばし、映像は消防当局に送られます。この映像をもとに(消火)策を練ることができたのです」。
[ 18日 Web-Tab ]
http://www.web-tab.jp/article/3457
(゚∀゚)ノ ★こういうのって、ありそうで今までなかったんですね・・。小型化や頑丈さなどが進化して、これからの災害活動では、こういった機械が当たり前になるんでしょうね。★