ISSのトイレが故障、シャトル到着まで応急処置で

地上から約 400キロの上空を周回する国際宇宙ステーションISS )にある唯一のトイレが故障した。米航空宇宙局( NASA )は ISS滞在中のクルー 3人に対し、31日に打ち上げ予定のスペースシャトルディスカバリー」が到着するまで、応急処置で対応するよう指示した。

故障したのは、ロシア製のトイレ。クルーの 1人が先週、用を足していたところ、トイレのモーター・ファンが止まり、液体分を集める部分が不調となった。幸いなことに、固形分を集める装置は問題なく機能しているという。

ロシア側によると、故障の原因は不明。滞在クルーはしばらく、緊急脱出用の宇宙船ソユーズのトイレを使っていたが、容量に限界があるため、現在はバッグ形式の簡易トイレを使用しているという。

滞在中のクルーが故障部分を修理できないため、シャトルディスカバリー」が到着する 6月 2日まで、不便を強いられる見込み。

故障したトイレは設置されてから、7年になる。これまで 1度だけ故障したことがあるが、今回ほど修理まで時間はかかっていなかった。

NASAは 31日に、日本の実験棟「きぼう」の機材を載せた「ディスカバリー」を打ち上げる。

[ 28日 CNN ]

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200805280009.html


(゚∀゚)ノ ★急いでよ!って感じですね。家での故障とは違い、こういった極限状態の空間でのちょっとした故障が大事故に繋がりますからね。で、こういう時に限ってトイレが近いという・・。★