死んだふりして難を逃れる=ムンバイのテロで英国の俳優

ロンドンの自爆テロ事件のテレビ・ドキュメンタリーで犯人役を演じた英国人の俳優が、インド西部ムンバイの同時多発テロで死んだふりをして殺害を逃れたが、その後、警察に犯人のメンバーと間違われて拘置されていたことが分かった。
この俳優はモーリシャス系の英国人俳優ジョーイ・ジータンさん( 31 )。ジータンさんは 26日に事件が起きた際、旅行者としてタージマハルホテル近くの有名なカフェにいた。
英紙タイムズとのインタビューでジータンさんは、他の人の流血で血まみれになって死んだふりをしていると、犯人たちはジータンさんが死んでいると思って立ち去ったと語った。銃撃がやんで少ししてからおもむろに目を開くと、周りには頭部を撃たれたりして死亡している人たちが転がっていたという。
その後の混乱の中でジータンさんはテロリストのメンバーと疑われて拘束され、アラブ人らしいグループと一緒に 13時間、拘置所に入れられた。自分は英国人の旅行者だと言ってもなかなか信じてもらえなかったという。
[ 30日 時事通信社 ]
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-AFP020205.html?fr=rk
★現場の状況が伝わってくるような話です。命からがらとはまさにこの事ではないでしょうか?亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。★