日本援助隊に中国「熱烈感謝」ネットには冷たい意見も

日本の援助隊が被災地で活動を始めたことについて、四川省政府関係者は「隣国の助けは心からうれしい。友好関係を感じるし、中国の救助隊は大きな地震を知らず、経験も少ない。日本の隊には、がれきの下にいる人から 1人でも多く助けて欲しい」と期待を込めた。

青川で中国側の救助活動の指揮をとる幹部も「日本の援助隊は動きも俊敏で、よく頑張ってくれている」と評価。「ただ、大きな建物が全壊していることもあり、限界があるかもしれない」と現場の悲惨さを嘆いた。

中国のインターネット上では、日本の援助隊について「中日友好! 生存の希望が出てきたぞ」「歴史の一点でとどまらず、力強い援助に感謝しよう」「災害救助の技術は高いはず。これを機に見習うべきだ」などと感謝する書き込みが急増している。

その一方で「十数人が来たところで、どれほどの力になってくれるのか」「廃虚の中に秘密の書類があったらどうするんだ。災害時でも機密書類が漏れないように注意することだ」といった冷ややかな意見もみられる。

[ 17日 朝日新聞 ]

http://www.asahi.com/international/update/0517/TKY200805170003.html?ref=rss


★生存率が一気に低下すると言われてる 72時間を経て、ようやく日本側に救援要請が。訓練された災害救助犬、ファイバースコープ、生体センサーなど、災害慣れしていない人民解放軍及び武装警察を唸らせる装備を携えて出発しました。それにしたって記事中の中国側の反応、どちらが本音なんでしょう?「熱烈歓迎!」なのか、「万全な機密保持を!」なのか。重要機密書類のファイルの上で怪我人が生き埋めになってる場合は、どうするんでしょうね?『十数万人が来たところで〜』って言いますけど、今回の地震で救援活動に当たっている、人民解放軍は全部でおよそ 250万人。武装警察は 150万人と言われています。この総数の中どれくらいが現地で活動しているのかは知りませんが、それほどの人数をほこっていてもやはり災害慣れしていない点は否めず、救援活動の遅れを指摘されているわけですよね。日本が得た大震災からのノウハウだって立派な貢献になると思うんですけどね。ひどい言われようです。★