ペルーの薬物密売組織、鳥のふんにコカイン隠す

ペルー警察は 15日、薬物密輸の捜査で、大量の鳥のふんの中に隠された 2.8トンのコカインを発見したと発表した。

ペルーのコカイン密輸グループは、ふんの悪臭に紛らさせることで麻薬捜査犬による薬物発見を阻止しようとしたものとみられている。ペルーは、隣国コロンビアに次ぐ世界第 2位のコカイン生産国でもある。

スペイン語で「グアノ」と呼ばれている有機物は、鳥のふんなどが化石化したもので、リンなどを含み強いアンモニア臭がある。最高級品質の有機肥料としても売られている。コカインは、400袋に分けられたグアノの中に隠され、グアノを含めた総重量は 20トンに上った。欧州に向け密輸される予定だった。

約 10日前にリマ市内の倉庫でのコカイン押収につながった 5カ月にわたる捜査を終えた警察は「コカイン摘発の捜査を回避するため、コカインは、ふん(による臭い)で中和することでカモフラージュされていた」と語った。

警察によると、今回の捜査でコロンビア人の男 1人を含む 5人が逮捕された。
[ 15日 ロイター ]
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-35462120081216
(゚∀゚)ノ ★巧妙ですね(笑)。実際に麻薬犬も欺けたんでしょうか?あの手この手で摘発逃れを考えてる密輸組織さんも徹夜で捻り出した案なんでしょうね。★