携帯電話の通話モードで精子の「質」が低下と 米研究

通話モードの携帯電話をズボンのポケットに入れておくと、精液中のフリーラジカルが増加し、精子の運動量などが落ちて精子の「質」が低下するとの研究結果を、米国の研究者が 18日に発表した。

クリーブランド・クリニックのアショク・アガーワル氏が率いる研究チームは、男性 32人から提供を受けた精液をそれぞれ、同一人物のものを 2グループに分け、ひとつを携帯電話の近くに置いた。

携帯電話との距離は、ズボンのポケットに電話機を入れてハンズフリーで通話する状態を想定した 2.5センチに設定。米国でもっともよく使われている周波数 850MHzの電話機を使い、通話モードで 1時間にわたって精子を置いた。

その結果、人間の体内でさまざまな病気に関与するフリーラジカルの量が、携帯電話の近くにおいた精液内で 85%も増加。精子の運動性や活動力も低下したことが判明した。

アガーワル氏は、今回の実験では実際の人体とは異なり、携帯電話の電波にさらされた精液は皮膚や骨、組織などに覆われていないため、さらなる研究が必要だと指摘。

しかし、これまでの研究で、1日に 4時間以上にわたって携帯電話を使う男性は、この時間以下しか使わない男性に比べて、精子の質が著しく低下していたことが分かっているとして、携帯電話の電波が何らかの影響を与えている可能性があるとしている。
[ 19日 CNN ]
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200809190016.html
(゚∀゚)ノ ★これはまた驚愕な研究結果ですね。まわりで使ってる携帯電話の電波も影響するんだろうか・・。★