予告情報の検知には画像認識の壁? 「予告.in」対抗の「予告.out」
インターネット上の犯行予告情報を検知するソフトの開発方針を増田寛総務大臣が示したとの報道にインスパイアされ、「字幕.in」などの開発者である矢野さとる氏が12日に「予告.in」を公開。多大なコストをかけずとも、既存のWebサービスなどを活用することで、犯罪予告の情報を投稿・共有できる仕組みが可能であることを証明した。
しかしその一方では、同様の仕組みを使って、犯行予告以外のあらゆる“予告”も収集可能であることが示されたといえる。インターネット上に公開している掲示板とはいえ、抵抗を覚える向きもあるだろう。
そこで、予告.inの対抗サイトと呼べそうな「予告.out」が13日に公開された。
予告.outは、Hamachiya2(はまちちゃん)氏が開発・公開した掲示板で、「みんなが楽しく、いろんな予告をする掲示板」を掲げている。投稿したテキストがGIF画像に自動変換されて掲載される仕組みのため、サーチエンジンや、総務省が開発方針を示したソフトなどからの検知を避けられるという。
Hamachiya2氏は自身のブログで、予告.outの開発意図について「みんなが、お互いを監視しあったりとか、ギスギスしたりとかせずに、いろんな予告を安心してできる世の中になったらいいなーって思って、がんばって作ってみました!」と述べており、予告.outのソースコードもダウンロード公開している。ただし、「あ、だからといって、犯行予告なんかに使っちゃだめですよ!! ぜったい!」とも記している。
[ 13日 INTERNET Watch ]
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/06/13/19934.html
[ 関連記事 ]
犯罪予告共有サイト「予告.in」、増田総務相の“発言”受け開発(2008/06/12)
[ 予告.in ]
[ 予告.out ]
http://ss.hamachiya.com/yokoku.out/
(゚∀゚)ノ ★なんていいますか、対抗せんでも・・。昨日今日と、早速予告犯が逮捕されてますね。今回の事件で警察の逮捕術というものを疑問視する意見も多く出てきたみたいで、もちょっと本腰入れて仕事してほしいっていう世論の風が強いんでしょうね。★