観光客もびっくり？「セミヌード・サイクリング」は現状への抗議−デンマーク

　
予想だにしなかった光景に観光客らは目を疑ったことだろうーデンマークの首都コペンハーゲンの街角に7日、自転車に乗ったセミヌードの男女数十人が現れた。市内「人魚姫の像」付近に集結した一団の目的は公道で車両の走行が事実上優先され、各国が石油に依存しているという現状への抗議だった…。

当初、抗議活動は全裸での開催が予定されていたが、警察当局の許可が下りなかったため予定より遅れてのスタートとなった。最終的に活動家らは下着や水着、さらにはイチジクの葉っぱなどで「大事な部分」を隠し、警察当局からの許可を得たようだ。

「人魚姫の像」からスタートした半裸での抗議活動。活動家らは、ゴール地点の「クリスチャニア（訳注：70年代にできたいわゆるコミューン的場所）」を目指し、市内を走ったという。

同様の抗議活動は先週末、英カーディフや南アフリカのケープタウンなど世界数か国で開催された。各国の活動家たちは服を脱ぎ捨て、自転車にまたがり抗議活動を繰り広げたという。

コペンハーゲンのタブロイド紙B.T.によると、この抗議活動の立案者はカナダ人作家で活動家のコンラッド・シュミット氏。車両優先の公道では安全に自転車を利用できない現状への抗議が目的だったという。

(ﾟ∀ﾟ)ﾉ ★いつも思いますけど、当たり前の抗議を当たり前に真顔で言ったところで、なかなか世の中に知らん振りされる事が多い世の中ですよね。誰かが、突飛なパフォーマンス(もちろん合法な)をやって報道なり、アマチュアライターの視線を集めない事には、海の向こう側にさえ届かない現状ですよね。★